自分自身を理解すれば、自分の弱さも分かる。それを乗り越えようとすることで、より優れた人間になれる。自分自身を理解することはまた、他人を理解する助けにもなる。他人の弱さを、そして他人の優れている点を。
他人の優れている点が理解できれば、尊敬も生まれるし、他人の劣っている部分を理解できれば、彼が成長するのを助けることもできるようになるだろう。あるいはそこを突いて勝つこともできる。どちらを選ぶかは状況次第だが。
しかし、それは全て自分の人生における位置を理解することなんだ。
ヒクソングレイシーが言うにはそういうことらしい。
まず「自分自身を理解する」ことが出来ていないのかも知れない。だから弱さも具体的には分からない。分からないものを乗り越えることもできない。結局、他人を理解することもできない。
そんな他人を理解できない、それどころか自分の理解さえ危うい人間が何をしたって、他人の共感を得られるわけがない。
それが自分の弱さかも知れない。自分自身を理解するところから避けている根性のない面もあったかも知れない。そうしたものが精神的な弱さに繋がっていて、生の自分を見せずとも滲み出ていたのだろうと思う。
指摘してくれた人ありがとう。